●vol.6 “高いものには訳がある”  Mr.成井の「粋な木遣い」

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お久しぶりです。今回は、久しぶりなのに偉そうですが、
“高いものには訳がある”
というテーマでお話をしたいと思います。


私が一番好きな木は、TEAKです。
日本での通称はチークで通っています。

TEAKには天然林から切り出されるものと、植林されたものがあります。
植林は環境問題に於いて重要な事なので、続けていかなければなりません。
でも、天然林の伐採も上手く使うことで環境問題に寄与することは出来ます。
それは、伐採された天然林を大事に使うことです。

例えば、TEAKで家具を作り、それを孫子の代まで大切に使う。

孫子の代まで使うことで、木が育つ時間を稼ぐことが出来ます。
天然林から切り出されたTEAKには永い時間を耐え抜く力があります。
木材に性能という言葉は何か変な感じがしますが、
あえて使わせてもらえば、天然林から切り出されたTEAKほど
あらゆる項目において秀でた木材はありません。

虫害に強く、耐水性は抜群、灼熱の太陽や暴風雨に晒されても
殆ど干割れすることはありません。
だからこそ乗客や乗組員の命を守らなければならない
豪華客船の甲板に使われるのです。


家具を永く使うためには、いろんな要素が必要になります。
頑丈な素材はもちろん、それを支える構造、美しいデザイン、機能性等々。
挙げれば枚挙にいとまがありません。

でも、何にもましてその家具が出来るまで、
いろんな人が力を注ぎ込んだ現実を知れば、
粗末になることも少なくなるような気がします。

木は二酸化炭素(CO2)を吸って、酸素(O2)を出しますが、
それは CO2−O2=C の式のとおり
木の体内に炭素を閉じ込めることなのです。

炭素を閉じ込めた木を使って素敵な家具を作り、
その家具と出会った方は孫子の代まで大切に使う。

素晴らしいことだと思いませんか?




これは私が最近買ったTEAKのスツールです。永く使えそうです。
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